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飼うならどちら?飼い主目線でミドリガメとゼニガメの違いを解説します

前回はペットショップでのカメの選び方についてご説明しました。

カメは数いる生きもの中でも、長生きするペットNO.1といわれています。
長い付き合いになるのですから、迎え入れる子は慎重に選ぶべきです。

初めてカメを飼う方が迷うことの一つに、カメの種類選びが挙げられます。
特に、ペットとしてシェア率の高いミドリガメとゼニガメは手に入れやすく、初心者向けのカメとして知られています。

いざ飼ってみると彼らにはそれぞれ微妙な特性がみられます。
「なんとなく……」の理由で飼い始めるよりは、自分に合う種類を選んだ方が良いでしょう。

【ミドリガメとゼニガメの違いとは?迷ったときの選び方をご紹介!】

その1 色や顔つきなどの見た目
その2 性格や感情の表し方
その3 寿命や大きさ

その1 色や顔つきなどの見た目

ミドリガメとゼニガメは同じ“ヌマガメ科”に属し、基本的な飼い方やエサの与え方にほとんど違いがありません。

カメに関して無知識な方であれば、ミドリガメとゼニガメの区別が付かない場合もあるようです。

しかしながら、実際にその姿を比較してみると両者の違いは一目瞭然。
色や顔つきなどが全く異なります。

こちらがミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)です。
名前通り全体的に緑色をしており、耳の赤い模様が大きな特徴となります。
出生地はアメリカ。
甲羅の模様が明確で、個体によるものの顔立ちがはっきりしている子が多いです。

こちらがゼニガメ(クサガメ)です。
全体的に黒みを帯びた色をしており、愛嬌のある顔立ちをしています。
雄の場合、成長とともに黒化し、甲羅や皮膚の白い模様が消えてなくなるといわれています。
出生地は日本や中国、台湾などです。

見た目の好みで愛着の湧き方に差がついてしまうもの。
まずは、単純に「かわいい」と思った方を選ぶことをおすすめします。

その2 性格や感情の表し方

ミドリガメとゼニガメ、飼い主になってみてもっとも感じたのは性格や行動の違いです。

ミドリガメはとにかく元気いっぱいで、日光浴をさせると動き回る子もいます。
中には気性の荒い個体もあるため、水替えやからだを洗ってあげる際に苦労することも。

空腹を感じたときや外に出たいときなどの感情表現が激しく、騒音が気になるかもしれません。
また、脱走には注意が必要です。実際、我が家のミドリガメさんは何度か脱走したことがあります。

具合が悪いときの落差が大きいため、体調の変化が分かりやすいです。

一方、ゼニガメはのんびりしている性格の子が多いです。
早い段階でなつきやすく、飼い主の顔を見ると寄ってくる姿は愛おしいでしょう。

部屋の電気が煌々と点いていても爆睡するマイペースさが魅力的。
よほどのことがない限り、日光浴中に暴れることはありません。

その反面、健康状態を判別するのが難しく、健康でも「体調が悪いのかな?」と心配になるときがあります。

飼い主さんの性格と相性の良さそうな方を選択するのも一つの手です。

その3 寿命や大きさ

個体や飼育環境などによって大きく変動することがありますが、ミドリガメもゼニガメも基本的には長寿です。
ミドリガメは25~40年、ゼニガメは30~60年と考えられており、ゼニガメの方がやや長生きかな?という程度。生涯の付き合いになることに変わりはありません。

成体の大きさにも若干の違いがみられるようです。

ミドリガメの雄は最大15㎝、雌は最大25㎝程度
ゼニガメの雄は最大17㎝、雌は最大30㎝程度

と、ゼニガメの方が若干大きくなる傾向にあります。
成長の早い子であれば5年も経たないうちに成体の大きさに近くなるため、飼育スペースを考えて飼うようにしましょう。

余談ですが、飼育スペースに不安がある場合、「ミシシッピニオイガメ」もおすすめです。
ペットショップでよく見かける上、成体でも10㎝前後と小さいのが特長。
見た目はどちらかというとゼニガメに似ています。

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今回は、ミドリガメとゼニガメの違いと選び方についてご説明しました。

実際に飼ってみると「想像と違った……」と思うこともあるかもしれません。
それでも、一度家族の一員として迎えたからには、最後まで責任を持って育ててくださいね!
どちらを飼うかなかなか決められないときは、ペットショップの店員さんに相談してみるのも良いでしょう。

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