東京都江東区 亀戸駅
亀戸駅は東京都江東区亀戸5丁目にあるJR東日本・東武鉄道の駅の一つ。
乗り入れ路線は総武線(各駅停車)および亀戸線の2つとなります。
1904年(明治37年)の3月に総武線の駅が、4月に東武鉄道の駅が開業しました。
関東大震災の影響により損壊し、東京大空襲により全焼するという歴史を経て現在に至ります。
駅ビルの「アトレ亀戸」が併設されておりショッピングを楽しむお客さんの姿も多いです。
日本には数多くの亀にまつわる名所が存在しており、「亀」という漢字が入っている地名も少なからずあります。昔話の「浦島太郎」に出てくるあたりも、カメの歴史の深さを物語っているでしょう。
そんな亀にまつわる場所の一つとして知られるのが、この亀戸駅です。
亀戸の地名の由来には二つ説があります。
一つめは、その昔、亀戸の池がまだ島だった頃、島の形が亀に似ていたことで「亀島」と呼ばれていたそうです。それが改名されて亀戸になったという説。
二つめは、「亀ヶ井」という古井戸がこの地にあったからという説です。
いずれにしてもカメと縁のある地であることは間違いありません。
亀戸駅の駅前には、「空飛ぶカメ」の像があります。北口のバスロータリー前です。
まるで空を飛んでいるみたいな羽の生えたカメの像は、「HANEKAME’92」と名付けられています。亀戸地区が未来に向かって羽ばたくようにという願いが込められているんだとか。
浮世絵師の歌川広重が描いた建物をモチーフにした亀戸梅屋敷。
亀戸の物産品や土産物が売られているほか、観光案内所としても利用されています。
アトレ亀戸内、明治通り沿いにある餡専菓。
空飛ぶカメのイラストが描かれた大判焼きを販売しています。
また、「おしあげ煎餅本舗」にもぜひ立ち寄ってください。こちらで売られている亀の子せんべいは亀戸の名物です。
亀の子せんべいはその名の通りカメの形をしたおせんべい。とても可愛らしく、甲羅のぷっくりした部分のサクッとした食感がたまりません。
筆者が訪れたきっかけは、駅前にカメの像があるという話を耳にしたからです。足を運んだのは5月の気候の良い頃でした。駅前広場は緑がいっぱいできちんと整備されており、小休憩するにも最適だと思います。お年寄りの憩いの場となっているようでした。
都内に住んでいる人はもちろん、遠方の方も東京に旅行に来た際には、一度「亀戸駅」に足を運んでみてください。
名称 | 東京都江東区 亀戸駅 |
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交通 | 駅/JR総武線、東武鉄道亀戸線 亀戸梅屋敷/JR、東武線「亀戸駅」から徒歩7分 | 所在地 | 駅/江東区亀戸5-1-1 亀戸梅屋敷/東京都江東区亀戸4-18-8 |
電話番号 | 東武鉄道/03-3638-3168 亀戸梅屋敷/03-6802-9550 餡専菓/03-3638-1039 |
営業時間 | 亀戸梅屋敷/夏季10:00~18:00、冬季9:30~17:30 餡専菓/10:00~22:00 |
その他 | URLは亀戸梅屋敷 |
URL | https://www.kameume.com/ |