20180820-01

カメは暑さに弱い!熱中症対策をして夏を乗り切ろう

暦の上では秋になりましたが、まだまだ厳しい暑さが続いています。
夏休みを取られる飼い主さんは、毎日のようにカメさんを日光浴させているのではないでしょうか?

そこで注意したいのが水槽の温度。カメは暑さに弱いため、真夏の直射日光で熱中症になることがあります。

直射日光の当たる場所では、ほんの10~15分目を離した間にぐったりとしていた、というケースも少なくありません。
午前中のできるだけ気温の低い時間帯に日光浴させることが推奨されています。

カメが熱中症になる大きな原因は、水温の急激な上昇です。
今回は、カメの水槽の温度を上げないための対策法をご説明します。

【水槽の温度を上げないための対策法まとめ】

その1 日よけをつくる
その2 高温になる場所に置かない
その3 水槽用クーラーを使う

その1 日よけをつくる

カメの成長に日光浴は欠かせません。
だからといって、夏の時期に直射日光にガンガン当てるのはとても危険。

直射日光が当たりすぎない場所で適度な時間日光浴した方がカメさんにとっても良いことでしょう。

ベランダや庭が日当たりの良い方角にあるお宅は特に注意が必要です。
必ず、すだれやよしずなどで日よけを作ってあげるようにしましょう。

また、念のため、水温計で水温を測りながら様子をみることをお奨めします。

通常、ミドリガメやゼニガメの水温は26℃が適温といわれています。
それ以上に上がりすぎないよう注意してください。

その2 高温になる場所に置かない

高温になりやすい場所、例えばアスファルトの地面やエアコンの室外機の上などに水槽を置くのは止めましょう。あっという間に水温が上がり、カメの命を脅かします。

真夏の本当に暑い時期は、エアコンの効いた室内で日光浴させるのが理想的です。

紫外線はガラス越しでは意味がないといいますが、家の日当たりによっては網戸にしておけば室内でも十分に紫外線を浴びることができます。

万が一暑さで水槽の外に逃げようとしても、室外に出ることができないため二つの意味で安心です。

その3 水槽用クーラーを使う

室内でもエアコンが効きにくかったり、どうしても水温が上がってしまったりするときがあります。
そんな時は水槽用クーラーを付けてみるのも一つの手です。
水槽用クーラーはカメ以外にも熱帯魚の水温維持にも使われています。

扇風機タイプのものから水槽に入れる本格的なクーラーまでさまざまな種類があります。
我が家ではまだ一度も使用したことがありませんが、酷暑の夏を乗り越えるため、今後導入を考えています。

ただ、値段も安価なものから高価なものまでピンキリで、安価なものはやはり「安かろう悪かろう」であることが多いようです。

どのような製品があって、どのような効果が期待できるのか、調査していこうと思っています。

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今年の夏は過去最高の気温を記録する地域もありました。
そのため、無理に日光浴させないことも大切です。

カメさんの安全を最優先にし、カメさんにとっても飼い主さんにとっても楽しい夏を過ごしてくださいね!

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