20160829-01

カメさんの同居事情 ~さみしくないもん!~

前回の記事で取り上げた「ハーダー氏腺炎」は、病気になったカメだけでなく、一緒の水槽で飼育しているカメにも細菌感染する恐れがあるといいました。

そのため、症状のみられるカメを隔離する必要があるのですが、それ以前に、複数匹飼っている場合は、それぞれ単独で飼育した方がよいといえます。

それはなぜか?を、今から説明したいと思います。

【カメさんの同居事情手引書】

その1 カメは同居させてもいいの?
その2 一匹でさみしくないの?
その3 複数飼うことのリスク

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その1 カメは同居させてもいいの?

カメさんをお家に連れてくる前=ペットショップにいる時は、おそらく一つの水槽にカメさんが何匹もいましたよね?
甲羅の大きさが3㎝程度しかない赤ちゃん亀でしょうから、餌もそんなには食べません。餌を争ってケンカ……という心配はありませんが、これがあと1、2か月もすればみんなバクバク食べるようになります。

生まれたばかりの頃は同居させても構わないと思いますが、数か月後、遅くても半年後には単独で飼育することをおススメします。

その2 一匹でさみしくないの?

「一匹じゃかわいそう」と思う方もいるでしょうが、もともとカメさんは孤独を愛する生き物だそうです。

餌をバクバク食べるようになると、当然、争いが始まります。
飼い主さんが「これで二匹分だよ」と言って二匹のカメに適量をやったとしても、必ずどちらかのカメがたくさん食べてしまいます。

人間には分からないカメの世界(!)ですが、体の大きさだったり性格の違いだったりするのでしょう……なかなか対等な関係ではいられないようです。
弱い方のカメがストレスを感じ、餌を食べなくなるということもあります。実際、我が家のカメさんもそうでした。

その3 複数飼うことのリスク

餌を食べられないと病気にかかるリスクも高まります。
稀なケースとは思いますが、噛みついたり噛みつかれたりして怪我をする危険もあります。
(ちなみに、我が家のカメさんは、家にお迎えしたその日に他の子に噛みつきました)

また、雄と雌を同居させた場合、“繁殖”の可能性も頭に入れておいてください。
ミドリガメやゼニガメなどの水槽亀は、大体5歳位から交尾を始めるといわれています。
新しい命が生まれることはめでたいのですが、孵化した場合、一度に何匹も飼うことになり、飼い主さんが大変になるというリスクがあります。

 

このように、カメを同居させるメリットというものがあまりない為、水槽や場所などの準備ができ次第単独で飼育してあげましょう!

どうしてもカメをご対面させたい飼い主さんは、日光浴の時だけ一緒にさせるようにしましょう☆その方が、カメさんも「友達と遊ぶ」感覚で喜んでくれるかもしれませんよ♪

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