バシャバシャうるさい!夜、カメさんがなかなか寝ない時の対処法について
蒸し暑い日が続きますが、飼い主さんもカメさんも体調を崩してはいませんか?
今年は平年より少し遅く梅雨入りしましたね。
直射日光も雨も、カメの安全を妨げる可能性のあるものですから、日光浴の際は十分注意しましょう。
気温が高くなってくるとともに、カメさんの動きも活発になります。
昼間はたくさん運動してくれて結構なのですが、夜、飼い主さんが寝る頃になっても静かにしてくれないと困りものです。
そこで今回は、カメさんがなかなか寝てくれない時の対処法をご紹介します。
【バシャバシャ暴れてうるさい!カメを寝かしつける方法とは?】
その1 落ち着ける環境をつくる
その2 不満を解消してあげる
その3 水槽にタオルをかける
その1 落ち着ける環境をつくる
どこでも寝られるのが特技!という人をたまに見かけますが、ほとんどの人は落ち着ける静かな場所でなければゆっくり眠れませんよね。
カメも人間と同じ。
人の出入りが多かったり騒音があったりすると寝付けないのです。
まずはカメさんが落ち着ける環境を作ってあげましょう。
我が家のカメさんはテレビの音や光、部屋の電気に敏感です。
なかなか寝てくれないと思ったとき、テレビと部屋の電気を消すと途端に静かになることがあります。
基本的にミドリガメやゼニガメは夜行性ではないと考えられています。
紫外線ライトやバスキングライトは24時間点ける必要はありません。
カメさんの睡眠のためにも、夜は消すようにしましょう。
その2 不満を解消してあげる
飼い主さんが「お腹が空いて眠れない」ことがあるように、カメも空腹を感じると寝てくれないことがあります。
エサを与えていない、エサが少ない……など心当たりがあるときは、お腹を満たしてあげてください。
カメは何らかの不満を抱えているとバシャバシャと暴れる生き物です。
感情や意思を読み取るのが難しいため、ある意味人間の子どもよりも寝かしつけが大変かもしれません。
とはいえ、飼育環境に問題がある場合がほとんど。
部屋の環境を整えても静かにしないときは、水槽の環境を見直してみましょう。
例えば……
- 水が汚れていないか
- 水温は適切か
- 水槽が狭すぎないか
などです。
また、我が家のカメさんの中には、日光浴不足で不満を募らせると1日中うるさい子もいます。
普段から紫外線に当ててやることも忘れないでください。
その3 水槽にタオルをかける
何をやってもカメさんが寝てくれない時ってあると思います。
カメは視力がよく夜目が効くといわれています。
静かにしているつもりでも、個体によっては何か動くものがあったり周りに物があったりすると気になるようです。
著者が実践している最終手段は、視界を遮ること。
カメさんには酷かもしれませんが、バスタオルなどを水槽にそっと掛けてください。
大抵の子はこの方法で眠ってくれます。
ピッチリ密封してしまうと空気が入らなくなるので注意しましょう。
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今回はカメさんがなかなか寝ない時の対処法についてご紹介しました。
カメがバシャバシャと暴れるのは、単に泳ぐマネをしているだけとは限りません。
夜にうるさい場合は、飼い主さんに何らかの不満を伝えようとしているはず。
特に、水槽内の温度はカメの命にかかわるため軽視できません。
また、産卵や病気という可能性もあるため、気になる症状や変わった兆候が見られる場合はペットショップや獣医さんに相談してみた方が良いでしょう。
カメさんにも飼い主さんにも、快眠ライフが手に入りますように!