カメにも五感があるって知っていますか？敏感なカメさんの気持ちを理解してあげよう！

2019年という新しい年を迎え、飼い主の皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

去年からカメを飼い始めたという人もいれば、今年こそはカメさんをお迎えしたい！という方もいるでしょう。

カメさんとより仲良く暮らしていくためには、カメのことを理解してあげる必要があります。
カメとの付き合いが長い飼い主さんであれば、なんとなくカメの生態がわかってくるはずです。

実は、カメにも人間と同じように“五感”があるといわれているんです！
今回は、カメの五感についてご説明していきたいと思います。

【カメの五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)について解説！】

人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という5つの感覚＝五感があります。
それはカメも同じです。

まず、物を見るときの感覚が“視界”について。
カメの飼い主さんなら分かると思いますが、カメさんはしっかりと人の顔を見ています。
見ることで「敵」と「味方」を判断しているのです。
自然界に生息するカメであれば、なおさら必要といえます。

そして、カメは意外にも視力が発達しており、色を識別することができるのです！

人間は赤、青、緑の3原色で光を捉えています。
一方、爬虫類は赤、青、緑、紫外線の4原色をもっているそうです。

屋外に出すと、途端に動きが活発になるのはこのためかもしれません。

水槽を「コンコン」と叩いたり、名前を呼んだりすると、カメさんは振り返って飼い主さんの方に寄ってきます。
カメさんの可愛さの一つでもあり、“聴覚”を持っていることの表れともいえます。

カメは顔の側面に耳を持っており、鼓膜が張りついている状態です。
聴覚も敏感なため、大きな音を立てるとビクッとからだを震わせます。

また、特殊な嗅覚を持っていると考えられており、相手の存在を臭いで判別することもできるのだとか。

カメが水場に向かいたがるのは、川の音や水の匂いを感じ取っているからかもしれません。

カメは結構好き嫌いをする生き物で、飼い主さんを悩ませることがあります。
つまりは味覚があるということ。
味の薄いエサよりも、味の濃いエサを好む傾向にあります。

といったことから、視覚と嗅覚、味覚でエサを判別しているように見えます。

そして、血管や神経を持っているため、人間と同じように痛みも感じます。
怪我をしたときには、カメさんの苦痛を一刻も早く和らげてあげましょう！

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今回は、カメの五感についてご説明しました。

一見、のんびりしていて癒し系なカメさんですが、実際はとても敏感な生き物なのです。
カメにも視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚があることを理解すると、より親近感が湧きませんか？

カメさんと良い関係が築けるよう、優しさと愛情を持って接していきましょう！