カメさんが家の中で迷子になった！！どこを探せばいい？

以前の記事で、カメが日光浴中に脱走した時の対処法をご説明したことがあります。
カメさんが屋外で脱走した場合、飼い主さんは非常に焦ってしまうことでしょう。

冬の寒い時期、カメを庭やベランダに出すと風邪をひいてしまうため、甲羅干しは部屋の中で行います。
爬虫類用の紫外線ライトを当ててやる必要があるのですが、この時、カメを甲羅干し用のケースに移すという飼い主さんもいます。

カメは意外と力持ちですから、ケースの高さが低すぎると、軽々と乗り越えてしまいます。
そのため、家の中で迷子になってしまうこともあるのです。
そんな時、カメさんをどうやって探せばよいのでしょうか？

【家の中でカメさんが脱走した！どこを探せばいい？】

カメは、狭いところや暗いところを好む傾向にあるようです。
我が家のカメさんも、何度か家の中で脱走したことがありますが、たいてい同じような場所に隠れていました。

もっとも多いのが、衣装ケースや棚、テレビ台など家具の後ろや下です。家具と壁との隙間にじっと身を潜めていたこともあります。見つかった時は、体中ほこりまみれの状態でした。

カメは「なぜこんな狭いところに挟まるの？」というくらい、わずかな隙間でも入り込んでしまいます。
家具を移動させるときは、カメさんが挟まっていないことをよく確認してからにしましょう。

カメは日光浴が大好きな生き物です。カメの“カン”が働くのか、日光浴ができる場所がどこなのか知っているようです。

我が家のカメさんは水槽から脱走した後、窓際のカーテンの後ろに隠れていたことがあります。外に出ようとして、必死に窓に爪を立てていました。
また、意図的に室内を散歩させてやった時は、玄関に向かって歩いていくことがほとんどです。

そのため、カメが家の中で迷子になった時は、窓や玄関の近くを探してみれば見つかるかもしれません。
余談ですが、我が家のカメさんは靴と靴の間に挟まっていたこともあります。

「家の中をどれだけ探しても見つからない！」という時は、屋外に出てしまったのかもしれません。カメさんが脱走した時、玄関や屋外に出られるような窓が開いていたならその可能性は高いです。
カメが屋外に脱走したかもしれない！という飼い主さんは、以前の記事を参考になさってください。

カメは人間が思っている以上に好奇心旺盛です。
飼い主さんがちょっと隙を見せた間に、すぐに脱走を試みます。
飼育ケースや甲羅干し専用のケースはカメさんの身長よりも高さがあるものを選ぶこと。
これがカメの脱走対策に大切なポイントです！