カメのヒーターは汚れやすい!ヒーターの掃除は頻繁に行おう
10月も下旬を迎え、気温が一気に低くなりました。
暦の上ではすでに冬になっているとはいえ、急激な温度の変化に体調を崩したという方も多いと思います。
カメは人間以上に温度の変化に敏感だといいます。
特に、まだ体力のない子ガメさんにとって寒さは大敵といえるでしょう。
そんなカメさんの冬に必須なのが「ヒーター」。
このヒーター、実はとっても汚れやすいんです。
そこで今回は、ヒーターをキレイにする方法ついてご説明していきたいと思います。
【掃除がしにくいヒーターをキレイにする方法とは】
その1 ヒーターの掃除は頻繁に行うこと
その2 大量の綿棒を用意しよう
その3 洗った後は外で乾かそう
その1 ヒーターの掃除は頻繁に行うこと
ヒーターは常にカメの水槽内にあるものです。水槽内には、エサの食べカスや糞がウヨウヨシしています。我が家のカメさんは、ヒーターの温かさが快適だからか、ヒーターの上に乗ってウンチをすることもあります。
飼い主さんは、「ヒーターは汚れるものだ」と認識しておきましょう。
ヒーターの掃除はついついサボってしまいがちですが、何カ月も放置しておくと、いざ掃除する時に非常に大変です。水でふやけたエサや糞がこびり付き、簡単には落ちてくれませんし、そんなヒーターを水槽内に置いておくのは、衛生的にも良くありません。
ヒーターの掃除は頻繁に行うことをおすすめします。一週間に1~2回を目安にすると良いです。
その2 大量の綿棒を用意する
ヒーターの掃除に必要な道具は二つ。スポンジと綿棒です。
スポンジは全体的な汚れを落とすのに、綿棒は細かい汚れを落とすのに便利です。
綿棒の代わりに歯ブラシを使用する方もいるそうですが、汚れが飛び散りやすくヒーターに傷を付けてしまう恐れがあるのでおすすめできません。
その点、綿棒は柔らかい素材なので心配いりません。
洗う前にエタノールで消毒すると良いです。
エタノールなら水で簡単に流せますが、洗剤は流し切れない可能性があるため、使用するのは止めましょう。
スポンジで表面を簡単に擦っていきましょう。
カバーが外せるタイプのヒーターは、掃除がしやすくておすすめです。
綿棒で隙間の汚れを落とします。
放置していた月日が長いほど、汚れを落とすのに手間がかかります。
「去年の汚れがこびり付いて取れない」というような状態まできてしまうと、買い替えた方が早いかもしれません。
その3 洗った後は外で乾かそう
洗ったヒーターは、乾燥させるために外で乾かすと良いです。紫外線に当てることで殺菌もできて一石二鳥。ただし、故障の原因になりますので、直射日光が当たり続けるところには置かないでください。
また、ヒーターは24時間使用するものですから、寿命は長いとはいえません。ワンシーズンで買い替えるのが理想的です。メーカーにもよりますが、長くても2年での買い替えが推奨されています。
値段も1000円前後~とそんなに高くないため、一つの水槽に2本入れている飼い主さんもいるようです。
水温やカメさんの体調と相談しながら、ヒーターで快適な環境を作ってあげましょう!