夏休みに旅行に行く飼い主さん!カメさんのエサやりはどうしますか?
季節は夏、気温もグッと上がり、そろそろ夏休みが近づいてきますね。
中には「夏休みに旅行に行く」という方もいらっしゃると思います。
しかし、旅行に行って家を留守にしている間、ペットのカメさんがちゃんと留守番をしてくれるか心配ではありませんか?
カメの成長には「エサ」が欠かせません。自然界のカメと違い、ペットのカメは自分で食事を準備して食べることができないのです。
そこで今回は、旅行中のカメさんのエサについてご説明いたします。
【カメの飼い主さんが旅行に行く時、エサやりはどうする?】
その1 カメはエサを食べなくても大丈夫?
その2 水の汚れが心配
その3 信頼できる人に預けるという手も
その1 カメはエサを食べなくても大丈夫?
人間は、飲まず食わずの状態だと「3日が限界」という話を聞いたことがあります。
逆に、水さえあれば1~2か月くらいは生きられるという話も耳にしました。
では、カメの場合はどうでしょうか?
カメは意外と空腹に強い生き物だといいます。が、人間と同じで水がない状態では生きられません。もともと、ミドリガメやゼニガメは水の中で生きるカメさんです。水がなければ脱水症状を起こしてしまいます。
成体であれば5~7日間くらい、ベビーガメさんであれば3日間くらいはエサがなくても大丈夫だといわれています。
その2 水の汚れが心配
飼い主さんが旅行に行っている間、むしろ「水の汚れ」の方が心配です。
特に、夏は水が腐りやすく、エサが残ったままだと、すぐにドブ川のような状態になってしまいます…。ですから「エサを多めに入れておけばいい」という考え方は止めましょう!
水が汚れていると、カメさんが水を飲まない可能性もありますし、細菌に感染してしまう恐れがあります。ベビーガメさんは抵抗力が弱いため注意が必要です。
ろ過装置を用意しておくか、もしくは、出かける前に水を換え、エサのないキレイな状態にしておくことをおすすめします。
その3 信頼できる人に預けるという手も
カメも大切な家族の一員ですから、旅行中に万一のことがないよう十分気を付けてあげましょう。
日帰り旅行や一泊旅行程度なら神経質になる必要はないと思いますが、それ以上留守にする場合、親戚や友人などの信頼できる人に預けるという手段も考えてみてください。
その際、普段食べているエサも一緒に預けましょう。また、エサのやり方や水の換え方なども説明しておくといいですよ♪