緊急事態!カメさんが脱走しました!
前回の記事で、カメは“悪気がなくても脱走を試みる生き物”ということを説明しました。
これからカメを飼う方、または今飼っていても意識していなかった方は、カメさんが逃げ出さないように気を付けたほうがいいですよ☆
それでも、ちょっとした不注意で、カメさんの脱走を許してしまう可能性はあります。
そんな時、いったいどうしたら良いのでしょうか?
【もし、日光浴中にカメさんが脱走したら?】
その1 まずは落ち着いて。周辺を「探す」こと
その2 可能性チェック!暗い・狭い・水場
その3 たくさんの目で探す。近隣の人たちに知らせる
その1 まずは落ち着いて。周辺を「探す」こと
「十分に日光浴したことだから、そろそろ中に入れてあげよう」
……と思ったら、いるはずのカメさんがいなくなった!
カメの脱走事故は意外にも多かったりします。まずは日光浴していたベランダや庭の周辺を探してみましょう。
一見、「こんなところに!?」と思うような狭い隙間にも入ってしまいます。
“見つかったパターン” でよく聞くのが、
- エアコンの室外機の下
- ベランダの下や縁の下
- 庭木の茂みや水が溜まっているところ
の3つです。
カメさんが1階で日光浴していた場合、玄関から家の中に入ったという可能性もあります。
その2 可能性チェック!暗い・狭い・水場
一般的に、カメが好むのは、暗い場所や湿度の高い場所だといわれています。
その1で挙げた3つの場所にいなかった時は、庭の隅々まで探す必要があります。一軒家などの敷地から出られない状況であれば、必ず庭のどこかにいることでしょう。
しかし、敷地から出られるような状況であると、敷地外に出てしまった可能性があります。
カメは意外と足の速い生き物。一日でキロ単位歩くともいわれています。
外を探すときは、水場などの湿度のある場所を当たってみましょう◎
その3 たくさんの目で探す。近隣の人たちに知らせる
「思い当たる場所を探してみたけれど、見つからない!」
そんな時は、近隣の人に知らせてみましょう。
アパートやマンションに住んでいる方は、同じ階や階下に住んでいる人にチラシなどを配ることをおススメします。建物の構造によっては、別の部屋に逃げ込んでいた……なんてこともあるからです。
また、周辺の家に一軒家があれば、カメさんはそちらにお邪魔しているかもしれません。
カメさんがいなくなったことを知ってもらうだけでも、周りの人たちは「うちにいるかも?」と意識してくれるはずです。
もし、カメさんが脱走しても、慌てずに行動してください。カメは人間が思っている以上に生命力の強い生き物です。きっとどこかで生きていると信じましょう♪