カメさんとのスキンシップは距離感が大切♪
前回の記事では、“カメ対カメ”の関係性について触れましたね。
そこで、今回は、“カメ対人間”の関係性についてお話させていただきます。
カメさん同志の“カメ関係”も複雑ですが、相手が人間となるとまた違った複雑さがあるんです。カメはペットの中でも長生きすることで有名。焦らずに良い関係を築いていってほしいなと思います♪
そのために、カメさんとどのようにスキンシップをしていけばよいのか、アドバイスをさせていただきます。
【カメと人間の良い関係マニュアル】
その1 本当にカメさんのことを思うなら
その2 時間をかけて仲良くなる
その3 スキンシップの注意点
その1 本当にカメさんのことを思うなら
ベビーのカメさんをお家にお迎えすると、そのあまりのかわいさに頭を撫でたくなってしまいます♪なにせ、甲羅の大きさは3㎝ほど。何をしても「かわいい~」と言いたくなるでしょう☆
遊んであげたい気持ちは分かりますが、本当にカメさんのことを思うのなら、もう少し待ってあげてください。
なぜなら、まだ人に慣れていないカメにとって、人間に触られることは大きなストレスになります。体力を消耗することにより、衰弱してしまう恐れもあるため、最初の2、3日はそっと眺めるくらいにしておきましょう♪
その2 時間をかけて仲良くなる
カメも立派な生き物。私たちが思っている以上にその心は繊細だったりします。
大切な家族の一員となったカメさんと、時間をかけて仲良くなっていきましょう♪
先ほど、来た初日~2、3日はスキンシップを控えましょうとお話しました。4、5日経てばカメさんも飼い主さんの顔が分かるようになってくるはず。一日3回くらいまでと決めて、休憩をはさみながら遊んであげましょう☆また、はじめのうちはあまり長時間触るのを避け、5分程度を目安にしてください。
カメと人間の関係も、距離感が大切だということです。
その3 スキンシップの注意点
かわいいカメさんとのスキンシップは飼い主さんにとって癒しの時間。カメさんが飼い主さんに慣れるといった意味でも、非常に重要なことだといえるでしょう。
しかし、飼い主さんに注意してほしいことがあるんです。それは、カメを触った後、必ずきちんと手を洗うこと。「うちのカメさんは汚くないわよ!」という気持ちは承知の上。
実は、カメは体内に食中毒の原因となる“サルモネラ菌”を持っているんです!万が一サルモネラ菌が人間の体内に入り感染してしまうと、重度の下痢や嘔吐に見舞われてしまいます。
特に小さいお子さまがいるご家庭では注意が必要です。
このように、カメと人間の良い関係を作るためには、焦らず、少しずつ触れ合うことが大切です◎カメさんのストレスにならない程度にスキンシップを行いましょう♪飼い主さんの愛情が届くといいですね☆