ペットとして人気の「ミドリガメ」や「ゼニガメ」を飼う前に
子供の頃は小さくて可愛い「ミドリガメ」や「ゼニガメ」。でも、犬や猫に比べて非常に長生きする生き物です。
ミドリガメ・ゼニガメを飼う前に知っておいてほしいことをまとめました。
是非参考にしてみてください。
可愛いだけではダメ!飼う前に知っておいてほしいこと
カメは吠えたり鳴き声をあげたりするわけでなく、比較的大人しい動物。
中でもミドリガメやゼニガメは、ペットとしての人気も高いです。 私はどちらも現在進行形で飼っていますが、知人などからは、「小さい頃に飼っていた」という話をよく耳にします。
もちろん、カメはとても長生きする生き物として知られていますので、ペットとして、家族の一員として長年過ごしてきたという方も少なくありません。
ミドリガメやゼニガメは一般的に20年~30年生きると言われていますので、飼い主の生涯の3分の1以上を共に生活することになるのです!
また、最初は3㎝ほどしかないからだも、どんどんと成長していき、20年後には(雌の場合は)その10倍になってもおかしくありません。
ペットショップなどで見かけて、あまりの可愛さに、ついつい飼いたくなりますよね♪
でも、ちょっと待ってください。カメを飼う場合、10年単位で先のことを考えてから決めてほしいのです。
水槽の置き場所もそうですが、成長すればするだけ、食べる餌の量も増えていきます。 私が飼っているゼニガメはまだ一歳ですが、一か月の食費は大体1000円程度。与える餌の種類にもよりますが、一年に換算すると結構な金額です。
また、ただ餌をあげていればいいわけでもなく、健康にも気を付けてあげなければなりません。カメも立派な生き物。怪我もすれば病気にもなります。
怪我をさせない工夫や病気にならない環境を整えることなど、飼い主である私たちが注意してあげるべきことが沢山あるのです。
病気にならない環境を整える:カメさんにとっての日光浴とは?
そんなカメさんですが、健康に生きていくために必要なことがいくつかあります。
もっとも重要なことの一つが、そう、”日光浴”。
カメさんを飼われている方、ちゃんと日光浴させてあげていますか?
カメさんは直射日光を浴びることでビタミンD3を体内で作りだし、カルシウムを消化吸収します。日光浴は様々な病気を防ぐために不可欠なのです。
日光浴不足になると、皮膚病や、クル病という甲羅が柔らかくなる症状を起こす可能性があります。
もし、どうしても日光浴できない時は、「バスキングライト」と呼ばれている紫外線ライトで対処しましょう◎
こちらが我が家の「バスキングライト」です。↓↓↓
我が家のカメさんたちも、冬の寒い時期や梅雨の時期はこれで紫外線を浴びています。
電球とスタンドクリップは別売りなので、両方必要です。それだけお金がかかるということも念頭に置いておいてください。