20170727-01

安心して出かけるために☆カメさんをお留守番させるときに注意したいこととは?

前回の記事では、旅行に行く期間のカメのエサやりについてお話しさせていただきました。
カメも大切な家族の一員ですから、本来であればあまり長期間放っておくことは避けたいものです。

カメさんをお留守番させるとき、注意したいことはエサに関してだけではありません。
「安全」であること、「適温」であることも大切です。

そこで今回は、カメさんをお留守番させる上で飼い主さんに心がけてほしいことをいくつか挙げていきたいと思います。

【飼い主さんが安心して出かけるための3つのポイント】

その1 絶対安全な場所に水槽を置くこと
その2 直射日光とエアコンを避けること(夏)
その3 朝晩の冷え込みに注意すること(冬)

その1 絶対安全な場所に水槽を置くこと

一戸建てであろうが集合住宅であろうが、基本は室内に水槽を置いてください。
カメさんが落ち着いて寝られる場所が理想的です。

室外に水槽を置いてしまうと、万が一雨が降った時に大変です。水槽から水が溢れ出て脱走してしまう可能性がありますし、季節によってはカメが体調を崩す原因にもなります。
また、猫やカラスなどに襲われる心配があります。

室内に置く際も、窓の側からはなるべく離した方が良いです。夏は暑さの、冬は寒さの影響をもろに受けてしまいます。

飼い主さんの留守中に限らず、普段から水槽の置き場所には気を付けるようにしましょう。

その2 直射日光とエアコンを避けること(夏)

夏に注意したいことは、直射日光とエアコンです。

まず、カメの水槽を直射日光の当たる場所に置かないようにしましょう。長時間太陽の光を浴びた水槽は、どんどん水温を上げていきます。カメさんがのぼせてしまったら大変です。室内の涼しい場所に置いておくことがポイントです。

また、エアコンの設定温度にも注意したいところ。犬の飼い主さんは留守中もエアコンをバンバンつけておくと聞きますが、カメの場合、そこまでエアコンを必要としていません。
我が家のカメさんも、1~2日程度なら、エアコンなしの状態で何の問題もありませんでした。よほど暑い地域なら話は別です。

むしろ、エアコンの風が直撃して、カメの体温が下がることの方が危険だと思います。

その3 朝晩の冷え込みに注意すること(冬)

冬に注意したいことは、朝晩の冷え込みです。

冬眠をさせる予定がないのであれば、ヒーターは必ず入れておくようにします。ヒーターを入れておけば、カメの適温を保っておくことができます。

バスキングライトを付けておく飼い主さんもいるようです。しかし、カメさんが「眩しくて眠れない」と感じる恐れがあるため、使用する場合はタイマー付きのものが良いと思います。

私の場合、カメさんを長い間お留守番させておくことに抵抗があるため、旅行はほとんど行かないようにしています。
カメさんも一緒に出かけられれば楽しいんですけどね……☆

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