カメは一年でどれくらいの大きさになる?
「カメって一年でどれくらいの大きさになるんだろう?」
これからカメを飼おうと思っている方や、カメを飼ってから間もない飼い主さんは、カメさんがどのように成長していくのか、見当もつかないと思います。
ミドリガメとゼニガメでは、そこまで大きな差はないですが、雄と雌では大きさが違ったりもするんです!今回は、カメさんの“大きさ”についてご説明いたします。
【カメはどんな風に成長していくの?】
その1 1年後の大きさは?
その2 10年後の大きさは?
その3 成体になるとどれくらいの大きさなの?
その1 1年後の大きさは?
ベビーのカメさんをお迎えした飼い主さんならお分かりでしょうが、はじめは手のひらに余裕で乗ってしまうほど小さいです。甲長は大体3.5㎝前後といったところでしょうか。
それが、1年後にはどれくらいの大きさになるのか。
答えは「その子によって違う」です。個体によっても違い、餌のやり方などでも変わってきます。
一般的には7㎝程度だといわれていますが、中には1年で10㎝を越すほど大きくなる子もいます。我が家のゼニガメさんは、1年で15㎝まで成長しました!
その2 10年後の大きさは?
1年後の大きさがその子次第ということは、10年後の大きさももちろん同じです。
10㎝ちょっとの子もいますし、成体の大きさまで成長しきってしまう子もいます。
また、餌のやり方だけでなく、飼育ケースの大きさ(カメさんの生活環境の広さ)によっても、カメの成長過程が変化すると言われています。
広々とした環境で育ったカメさんは、成長が速くなる傾向にあるんだとか。
その3 成体になるとどれくらいの大きさなの?
まず、ミドリガメもゼニガメも、他の動物に比べると、大変長生きする生き物です。
平均寿命は20年~40年。飼い主さんの年齢によっては、生涯を共にすることになるでしょう。
20年も生きているとなると、成体の大きさになっているはず。成体の大きさは雄と雌とで違いがあります。体内で卵を作るのは雌なので、基本的に雄より雌の方が大きくなります。
もちろん、体重も雌の方が重いです。
雄は15~20㎝程度、体重は400~1㎏程度になります。一方、雌は20~25㎝、大きい個体だと30㎝を越えることもあります。体重は1.5㎏~2㎏まで重くなります。
このように、カメは寿命が長く、さらに結構な大きさに成長します。
飼育スペースを確保することができるか、お世話を続けていくことができるかということを考えた上で、新しいカメさんをお迎えしましょう♪