20161028-02

犬の関節炎を改善するコツは?関節炎に良いこと悪いこと

犬も人と同じで関節に痛みを感じることがあります。
その痛みは一過性もあれば、年齢による関節痛のように慢性的なものであることもあります。

ではこの関節炎を予防、改善するにはどうすれば良いのでしょうか。

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関節炎にはダイエット!体重管理は必須

まず関節炎を発症している場合には、運動量を見直してみましょう。
運動不足というのは関節炎の原因になります。
しかし運動量が多すぎる場合には関節の痛みを強くしてしまいます。
適度な運動であれば関節痛の症状を緩和することができます。

また、体重管理も欠かせません。
体重が重ければ重いほど、それはすべて関節にのしかかります。
そのため、肥満や標準体重をオーバーしている場合にはダイエットをしてみましょう。

ただし、ダイエットをするとはいっても、その運動で関節に負担をかけてしまっては意味がありません。
関節に負担をかけず、尚且つ効果的にダイエット効果を得られる運動でダイエットしてみましょう。
一番おすすめなのが水泳です。

身体に優しく効果絶大!水泳でトレーニング!

水泳は関節炎の治療において最適な運動だといえます。
水泳は、常に水圧のかかっている状態で運動をすることになりますが、それは筋肉量をアップさせるだけでなく、関節の可動域を向上させることにも繋がります。

なによりコンクリートの上を歩いたり走ったりするよりも、関節にかかる負担を小さくしながらダイエットできます。
また、歩きたり走ったりするよりも水圧による負荷がかかるので消費カロリーを多くすることができます。

我が家のモコも、一時期体重が増えすぎたことがありましたが、この時のダイエットでは水泳を取り入れました。
週に2度ほど海に行ってたくさん泳がせました。
トイプードルはもともと泳ぐのが上手な犬種なので楽しそうに遊んでました。
たっぷり犬かきをして筋力アップできましたし、体重も順調に落ちてくれました。

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関節炎なら関節に優しい生活が第一!

関節炎の症状を緩和するためには、運動が欠かせません。
しかし、運動とはいっても関節炎の症状を悪化させてしまうような運動は絶対に避けなければなりません。

例えば、硬い地面の上を走ったり、飛んだりするのはよくありません。
これらの運動は、突然の回転やねじれといったものが起こりますので、関節はもちろん周辺の筋肉等にダメージを与えてしまいます。

関節周辺の筋肉などの組織にダメージが与えられると、関節をしっかりと支えることができなくなり、関節炎の症状が悪化してしまいます。

モコの関節炎が酷い時には、極力コンクリートの上を歩かせないようにしていました。
長時間歩かせる時にはなるべく砂浜の上を歩かせるようにしました。

また、普段から椅子やソファの上に乗ることが多かったのですが、飛び降りる時に関節に負担がかかるので、高い場所から飛び降りることがないように注意しなければなりません。

関節の悪い子でなくても、高いところから飛び降りると関節を痛めてしまうくらいです。

 

関節炎の症状に対しては、トレーニングと関節に負担がかからないように、普段の生活から予防することがとても大切です。

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