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愛犬の健康づくりの第一歩は、定期検診にあり! ~白内障について~

犬も、人間と同じように病気にかかります。
病気の早期発見や治療のためにも動物病院での定期健診を受けさせるというのが基本になります。
我が家のモコも、毎月一度は検診を受けています。

検診とはいっても血液検査やCTで検査をするのではなく、獣医師に目や関節、リンパ節の腫れを診てもらう程度です。
さらに細かい部分まで検査してもらうのも良いですけど、毎月検査を受けていると費用がかなりかかるのでそれは半年に一度くらいで十分だと思います。

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犬の白内障について

人間と同じで犬も白内障になる可能性があります。
獣医師に見てもらうだけでも白内障というのは簡単に見つけてもらうことができます。
白内障というのはレンズの役割をしている水晶体が、本来は透明であるはずが白く濁ってしまっている状態です。

今回は、その白内障について、詳しくまとめてみたいと思います。

白内障の種類

犬の白内障というのは先天性のもの、若年性のもの、加齢性のものとに分類されます。
それぞれの症状と、発症しやすい犬種について順番にご説明します。

先天性白内障

先天性白内障というのは母犬のお腹の中にいる時点ですでに発症しているといわれています。
早ければ生後2ヶ月くらいで発症するそうです。
パグやビーグル、シュナイザーやシェパードといった犬種に多く見られる症状だといわれています。

若年性白内障

若年性白内障は生後6か月から1歳で発症しますが、片目から発症するのが特徴です。
それから少しずつ症状が進行し両目が白くなります。
栄養状態や環境といったものが関係していると考えられています。

生育環境の変化によって身体が十分に対応できずに発症してしまうこともあります。
シベリアンハスキーやセントバーナード、ゴールデンレトリバーといった犬種に多く発症するといわれています。

加齢性白内障

加齢性白内障は加齢によって発症しますが、早ければ5歳には発症することがあるといわれています。
糖尿病の発症が原因となって白内障を発症しやすくなるのです。
我が家のモコはこの加齢性白内障の症状が少しだけ出てきています。

よくみると目がうっすら白くなっています。
治療が必要なレベルではないそうですが、やっぱり白内障が進行しないようにしたいと思っています。

加齢性白内障はプードルやパピヨンといった小型犬から大型犬まで犬種に関係なく発症する可能性がありますので、モコのように病気をしていなくても、毎月1度は検診を受けるようにしてみてください。

 

動いているものに興味がなくなってしまったり、段差でつまずくようになったり、寝る時間が以前よりも多くなったという場合には治療を開始すべきです。

モコはまだまだ見てわかるような症状は出ていませんが、白内障に良いとされるルテインがたっぷり含まれるほうれん草を食べさせるようにしています。
でも、ほうれん草を食べさせすぎると尿路結石を発症しやすくなるので、少量を毎日コツコツ食べさせるのが大切です。

まとめ

目が見えにくくなるとボールで遊んだりすることはもちろん、生活の中に色々と不便なことが多くなります。
そのため、しっかりと観察をして白内障の症状にいち早く気がつけるようにしておきましょう。

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