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第13回 微幸性梅の花 |
庭の梅の花がちらほら咲き始めたので、猫と一緒に梅の花見をしました。
この梅は、家を建てたとき、庭に何にもなくてまだ土しかないときに、ホームセンターで苗木を買ってきて隅っこに植えたものです。園芸のことなど全然知らなくて、とりあえず庭には木があればいいだろう、と思ってやったことです。
私はなんにも手入れしていないのに、それでもこの梅の木は、毎年小さな花を咲かせます。可憐な小さな花。そしてほんのりと甘い香りがします。
香りがほのかだから微香性ですが、このほのかな幸せ感を「微幸性」って表現します。友達が作った言葉ですけど。
部屋の中に梅の花を飾りたいけど、枝が太いので花バサミでは切れません。のこぎりになるのかなあ。木の枝を切るのは、木が痛そうでちょっと気が引けますね。
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